幻視の座 : 能楽師・宝生閑聞き書き
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書誌事項
幻視の座 : 能楽師・宝生閑聞き書き
岩波書店, 2008.8
- タイトル別名
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幻視の座 : 能楽師宝生閑聞き書き
- タイトル読み
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ゲンシ ノ ザ : ノウガクシ ホウショウ カン キキガキ
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内容説明・目次
内容説明
宝生閑が能舞台に現れるとき、舞台は一挙にドラマの空間、作品の世界へと転換する。能のワキ方は、舞台の上に幻視者として座り、最後まで物語全体を受けとめ続ける存在なのである。現代能楽界最高峰のワキ方の芸は、どのような精神によって支えられているのか。一年間にわたる聞き取りの成果をもとに書き下ろされた本書は、ワキ方から見た斬新な能の世界を叙述する。
目次
- 第1部 ワキ方宝生閑(宝生新の思い出;観世寿夫との出会い;ワキ方の面白さ;次第と待謡 )ほか)
- 第2部 幻視者としてのワキ—作品論(『安宅』—最高の「富樫」役者;『井筒』—夢への掛け合い;『姨捨』—月を昇らす待謡;『大原御幸』—座ることが芸 ほか)
「BOOKデータベース」 より