幸せの背景は不幸
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幸せの背景は不幸
(電撃文庫, 1439 . 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん||ウソツキ ミークン ト コワレタ マーチャン ; [1])
メディアワークス , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.6
- タイトル読み
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シアワセ ノ ハイケイ ワ フコウ
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内容説明・目次
内容説明
御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。—あ、そういえば。今度時間があれば、質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。第13回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作登場。
「BOOKデータベース」 より