異界談義
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書誌事項
異界談義
(知恵の森文庫, [tつ2-1])
光文社, 2008.8
- タイトル読み
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イカイ ダンギ
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注記
その他の著者: 内田順子, 京極夏彦, 小松和彦, 島村恭則, 鈴木一馨, 常光徹, 山田慎也
『異界談義』(2002年, 角川書店刊) に加筆修正, 口絵を追加し文庫化したもの
参考文献: p244-248
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「あの世」「妖怪」「占い」をキーワードに、私たちの生活の中に潜む「異界」を考察する。遺影はどのようにして登場したのか、鬼門とは何か、日本と韓国の都市伝説の比較、思慕から生まれた死者との対話、異界・妖怪の起源を探る京極夏彦氏と小松和彦氏の対談他。「異界」の持つ不思議な力と、人々が生きていくための拠り所としてきた歴史が垣間見えてくる。
目次
- 第1章 異界万華鏡—「あの世」今昔(妖怪絵巻と民間説話—「土佐お化け草紙」の民俗的背景;亡き人を想う—遺影の誕生;韓国の都市伝説;音の想像力と異界)
- 第2章 異界談義—想像力が生み出した「妖怪」文化(描かれた妖怪;異界をめぐる想像力;共有財産としての妖怪)
- 第3章 死人に口あり—民俗宗教における死者との対話(非業の死と近代;イタコと口寄せ;死者との対話と民間巫者)
- 第4章 「おに」の来ない鬼門—風水をめぐる異界観(鬼門と北東の関係;鬼門鎮護と「鬼」の意味;中国における風水と鬼門)
「BOOKデータベース」 より