「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか
著者
書誌事項
「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか
(新潮文庫, 8544,
新潮社, 2008.10
- タイトル別名
-
坊っちゃんはなぜ市電の技術者になったか
- タイトル読み
-
ボッチャン ワ ナゼ シデン ノ ギジュツシャ ニ ナッタカ
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内容説明・目次
内容説明
『坊っちゃん』のラスト、なぜ漱石は主人公を「街鉄の技手」という職業に就かせたのか。佐藤春夫の『田園の憂鬱』で、主人公を「憂鬱」にさせた「汽笛の音」の正体は。『〓(ぼく)東綺譚』執筆時の荷風は、当時の鉄道風景に何を見つけたのか—。明治から昭和初期の名作八篇中の謎と、廃線や路線変更によって生じた鉄道史の迷宮とがクロスする。ミステリの味わいを湛えたスリリングな鉄道エッセイ。
目次
- 「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか—夏目漱石『坊っちゃん』
- 電車は東京市の交通をどのように一変させたか—田山花袋「少女病」
- 荷風は市電がお嫌いか—永井荷風『日和下駄』
- どうして玉ノ井駅が二つもあったのか—永井荷風『〓(ぼく)東綺譚』
- 田園を憂鬱にした汽車の音は何か—佐藤春夫『田園の憂鬱』
- 蜜柑はなぜ二等車の窓から投げられたか—芥川龍之介「蜜柑」
- 銀河鉄道は軽便鉄道であったのか—宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
- なぜ特急列車が国府津に停ったのか—山本有三『波』
「BOOKデータベース」 より