ユダヤ民族経済史 : イスラームと西ヨーロッパとの狭間で
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ユダヤ民族経済史 : イスラームと西ヨーロッパとの狭間で
(MC新書, 032)
洋泉社, 2008.9
新版
- タイトル読み
-
ユダヤ ミンゾク ケイザイシ : イスラーム ト ニシヨーロッパ トノ ハザマ デ
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注記
初版: 新評論 1991年刊
参考文献: p345-350
内容説明・目次
内容説明
本来農耕民だったユダヤ人は、本質的に「商人の宗教」であるイスラームのもとで商業民族として開花した。その後、イスラーム世界と東西ヨーロッパ世界の交流を仲立ちし、今日の世界的な経済システムの形成に決定的な影響を与えていく。現代ヨーロッパ文明が隠し続けてきたユダヤ人の歴史的役割を、経済人類学者にして文明史家でもある著者が明らかにする。
目次
- はしがき ユダヤ民族の歴史への新しいアプローチ
- 1 ユダヤ民族の誕生から「離散」まで
- 2 イスラーム世界の中で生きるユダヤ人
- 3 イスラーム経済を担うユダヤ人の誕生
- 4 中世西ヨーロッパ世界のユダヤ人
- 5 西ヨーロッパ世界の繁栄とユダヤ人への迫害
- 6 近代ヨーロッパのユダヤ人—新たな活動の場を求めて
- 7 近代ヨーロッパの混乱とユダヤ人
- 8 ユダヤ民族問題の根本的解決はあるか
「BOOKデータベース」 より