それでもドキュメンタリーは嘘をつく
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書誌事項
それでもドキュメンタリーは嘘をつく
(角川文庫, 15335)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.9
- タイトル読み
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ソレデモ ドキュメンタリー ワ ウソ オ ツク
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注記
「ドキュメンタリーは嘘をつく」(草思社, 2005.3)に加筆修正し,改題したもの。
映画作品一覧: p325-330
引用文献一覧: p331-332
内容説明・目次
内容説明
「公正中立」な視点という共同幻想に支えられながら、撮り手の主観と作為から逃れられないドキュメンタリーの虚構性と魅力とは何か?情報が「正義」と「悪」にわかりやすく二元論化され、安易な結論へと導かれる現代メディア社会の中で、ドキュメンタリーを作る覚悟と表現することの意味を考察したエッセイ。自らの製作体験や話題の作品を分析しつつ、自問と煩悶の末に浮き彫りにした思考の軌跡。
目次
- ドキュメンタリーに惹かれる
- 「客観的な真実」
- オウム真理教を撮る
- 撮る側のたくらみ
- フィクションとノンフィクションの境界で
- わかりやすいマスメディア
- 全ての映像はドキュメンタリーだ
- 陽の目を見なかった企画
- 報道とドキュメンタリー
- ドキュメンタリーの加害性
- セルフ・ドキュメントという通過点
- 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい
- ドキュメンタリーは嘘をつく
- ドキュメンタリー映画評
「BOOKデータベース」 より