なぜ日本は戦争を始めたのか : 銃剣で描いた王道楽土の夢と結末

書誌事項

なぜ日本は戦争を始めたのか : 銃剣で描いた王道楽土の夢と結末

益井康一著

(光人社NF文庫)

光人社, 2008.3

タイトル読み

ナゼ ニホン ワ センソウ オ ハジメタ ノカ : ジュウケン デ エガイタ オウドウ ラクド ノ ユメ ト ケツマツ

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注記

「日本はなぜ戦争を始めたのか」(平成14年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

動乱昭和の三つのターニングポイント!満洲事変、盧溝橋事件、そして日米開戦。王道楽土の夢とその結末、日中間の全面戦争の発火点の謎と闇、真珠湾前夜での外交戦の舞台裏—激動昭和史の三つの“転回点”に刻された知られざる実情を徹底的に検証した歴史ノンフィクション。中国通の元毎日新聞記者が綴る話題作。

目次

  • 第1部 満洲事変の真相(「塞外の民」の国;失った特殊権益;満洲の帝王張作霖;軍縮時代の悲哀;泥沼の陸軍派閥抗争;満州某重大事件;高級参謀・河本大作;張学良の復讐;密送された攻城砲;満州事件突発の飛電;踏みにじられた統帥権;潰えた王道楽土の夢)
  • 第2部 廬溝橋事件の真相(村山首相の誤認;日支両軍衝突の仕掛人;「廬溝暁月」の橋;橘記者のスクープ;闇夜の銃声;近衛内閣の優柔不断;成立した停戦協定;甘すぎた判断;日本軍の総攻撃はじまる;劉少奇の地下工作隊;副参謀長のそそのかし;通州の地獄図絵;「東京裁判」での偽証;“英雄”の悲惨な最期)
  • 第3部 日米開戦の真相(泥沼の支那事変;聖戦の美名のもとに;議会が死んだ日;大政翼賛会;中野正剛自殺の真相;内定した中国撤兵;南進に転換した大本営;一転する戦局;大混乱の北部仏印進駐;統帥乱れて信を失う;ABCD対日包囲陣;南部仏印に進駐;解読された機密指令;最後の日米交渉;日ソ中立条約の欺瞞;ゾルゲの暗躍;松岡の密約;対日戦準備はじまる;東條陸相の反発;最後通牒ののち)

「BOOKデータベース」 より

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