市民学の挑戦 : 支えあう市民の公共空間を求めて
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市民学の挑戦 : 支えあう市民の公共空間を求めて
梓出版社, 2008.10
- タイトル読み
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シミンガク ノ チョウセン : ササエアウ シミン ノ コウキョウ クウカン オ モトメテ
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注記
その他の編著者: 小木曽洋司, 西山哲郎, 成元哲
文献一覧: 章末
内容説明・目次
内容説明
抜け殻になりつつある公共空間を甦らせる市民像とは何か。グローバル化とネオリベラリズムが跋扈する今、「社会なるもの」の解体に抗い、自立した個人以外は排除してしまうのではなく、弱さを互いに支えあい、属性の違いを超えて共に生活を形作っていく共同存在としての、市民の新たな可能性を模索する。
目次
- 市民学への招待
- 第1部 市民学へいたる道程—市民概念の検討から市民科学の実践へ(市民社会、シティズンシップ、公共空間;「市民社会論のルネサンス」と多層的市民—「市民」概念の歴史的歩みをふまえて;戦後日本社会における「市民」概念の位置—社会運動史の視座から;批判的地域主義から考える“市民”のアクチュアリティ;市民科学の実践としての民衆疫学の可能性)
- 第2部 多文化社会におけるシティズンシップの可能性と課題(社会の国際化と市民であることの意味—開かれたシティズンシップへ;市民が育てる学習・文化の「公共空間」—アクティブ・シティズンシップと社会教育の可能性;市民活動を書く—豊田市の外国人医療支援グループ;「協働」の可能性;公共的に介護されるのは「労働する市民」だけか?—福祉国家の宗教的起源)
- 第3部 支えあう市民学の提唱—新しい公共空間の創造に向けて(構造から呼ばれるとき;ボランティア市民—他者との関わりが自分をかえる;スポーツボランティアのジレンマ—スポーツボランティアの経験から;障害当事者運動とシティズンシップ—授産工賃への所得税課税問題から)
「BOOKデータベース」 より