旅行鞄にはなびら
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旅行鞄にはなびら
(文春文庫, [い-26-14])
文藝春秋, 2008.10
- タイトル読み
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リョコウカバン ニ ハナビラ
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注記
2005年7月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
アルルからサン・レミへ。ゴッホに導かれて遭遇した花盛りのアーモンドの木。ミロ晩年のアトリエを訪ねて、マヨルカ島で歩いた小径。ベラスケスに名作を描かせたメディチ家の庭園。旅に生きたシャガールが故郷を見た南仏の夕暮れ。絵と花をこよなく愛する著者が、旅先で得た安堵を綴る紀行エッセイ。
目次
- ゴッホとアーモンド
- 母と少年の小径
- すずらんの微笑
- 白い指と紫陽花
- 壁に描いた花
- 葡萄畑のバラ
- ちいさな花束
- ヴェネチアの光彩
- トレドの夕陽
- ダリアの唇
- 名もなき花
- 純白の丘
- 郵便配達夫に花束を
- メディチ家のバラ
- 白いアトリエ
- 花に抱かれた礼拝堂
- まぶしかった木槿
- 岸辺の花
- 魂の中の花
- グラスのコスモス
- アルプスの花
- 誰のために描くのか
- 夕暮れのパリで
- 麦畑の賛歌
「BOOKデータベース」 より