冒険としての社会科学
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冒険としての社会科学
(MC新書, 031)
洋泉社, 2008.9
- タイトル読み
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ボウケン トシテノ シャカイ カガク
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注記
原本は1989年7月、毎日新聞社より刊行
読書案内: p250-252
内容説明・目次
内容説明
そもそも社会科学は、自分の社会を客観的に見つめるための“方法論”である。それが社会科学は武器になることの謂いだ。本書では、近代国家、市民社会を体系的に捉える社会科学の立場から近代の源流をたどることによって、日本社会が抱える共同体の問題を「日本国憲法」、「マルクス主義」、そして「天皇制」という三つの機軸から明らかにする。自らの全共闘体験の敗北を糧に、近代の道筋をたどりなおそうとする、歴史的文脈が深く刻み込まれたポレミックかつ驚くべき精度をもった論理に貫かれた記念碑的著作。
目次
- 第1章 社会科学はこうして学ぶ(社会科学を学ぶからには;戦後知識人は、どこへ行った ほか)
- 第2章 日本国憲法はどこが美しいか(あなたは憲法に違反できない;近代憲法のしくみ ほか)
- 第3章 マルクス主義はどうしてダメになったか(みんな、マルクス主義者だった;資本主義とは何か ほか)
- 第4章 日本国憲法はどこがいかがわしいか(日本国憲法の謎—天皇;いつから国民は、主権者になったか? ほか)
「BOOKデータベース」 より