「トゥーレの王」とローレライ

書誌事項

「トゥーレの王」とローレライ

エルンスト・ボイトラー著 ; 山下剛訳・解説

未知谷, 2008.10

タイトル別名

トゥーレの王とローレライ

"Der König in Thule" und die Dichtungen von der Lorelay

タイトル読み

トゥーレ ノ オウ ト ローレライ

大学図書館所蔵 件 / 45

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p168-170

内容説明・目次

内容説明

“ライン川を見下ろす断崖に坐る美しい乙女”ドイツ人なら知らぬ者のないローレライ神話。それはゲーテからはじまる詩人たちの創作だった—。『ファウスト』に収められた詩「トゥーレの王」。ゲーテ青春のライン下りで生まれた物語詩は、ロマン派の詩人ブレンターノの詩的想像力を刺激し、自らも恋人の不実に深く傷つき、近づく男たちを次々と破滅に導く魔力を持つにいたった、世にも美しいローレライが“発明”される。ローレライのイメージはハイネに受け継がれ民謡となってドイツ国内はもちろん、世界中に広まってゆく。ゲーテ研究の大家がローレライの生成を辿り、「愛」と「死」をめぐる人類の想像力の祖型を探ったエッセイ。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ