自衛隊の情報戦 : 陸幕第二部長の回想
著者
書誌事項
自衛隊の情報戦 : 陸幕第二部長の回想
草思社, 2008.10
- タイトル別名
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自衛隊の情報戦 : 陸幕第二部長の回想
- タイトル読み
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ジエイタイ ノ ジョウホウセン : リクバク ダイ2 ブチョウ ノ カイソウ
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内容説明・目次
内容説明
専守防衛の国・日本の自衛隊にとってインテリジェンスはとりわけ重要である。「ウサギのように大きな耳」を持たねばならないのだ。発足から半世紀、自衛隊はいかにして情報を収集し、情勢分析をおこない、どれほどの成果をあげてきたのか。陸上幕僚監部(陸幕)の第二部(情報担当)長をつとめ、朝鮮半島問題のエキスパートとして知られる元高級幹部が、ベールに覆われていた活動の実相を初めて明らかにする。あわせて、旧軍時代の大陸戦線従軍体験、現役時代に遭遇した「よど号事件」「金大中事件」から汲み取った教訓を披瀝。こんごの防衛省・自衛隊の情報戦略のあり方を総合的に示す。今もっとも時宜にかなった貴重な回想録。
目次
- これからの防衛省に何が必要か(国防力の狙いは「抑止力」;イラク派遣の無形の収穫 ほか)
- 1部 歴史に学ぶ(将校を育てるエリート教育;大陸戦線従軍記 ほか)
- 2部 「よど号事件」に見る危機への対処(朝鮮半島と日本の安全保障;突発した「よど号事件」 ほか)
- 3部 金大中事件にまつわる誤解、中傷に終止符を(事件の背景として考えられること;都心で起きた奇怪な事件 ほか)
- 4部 国防と情報のあり方を考える(武力集団の創設当初における問題点;あるべき防衛省の“情報” ほか)
「BOOKデータベース」 より