大江戸富者と貧者のなるほど経済学

書誌事項

大江戸富者と貧者のなるほど経済学

泉秀樹著

(だいわ文庫, [116-1H])

大和書房, 2008.9

タイトル読み

オオエド フシャ ト ヒンジャ ノ ナルホド ケイザイガク

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内容説明・目次

内容説明

動乱の戦国時代のあとに訪れた安定・平和の江戸時代。貨幣経済が発達し、商業が栄えてくると、士農工商を柱とした身分制度と封建制度は形骸化した。武士は「武勲を立てる」という本来の目的を失い、商人は巨万の富を得た。そして、貧しくも気楽に暮らした庶民。現代にも似た「大江戸」で生きる人々の生きかたを「経済」という視点で紹介。「富める人」と「貧しき人」の時代をサバイバルした江戸の知恵と人生哲学が満載。

目次

  • 第1章 「宵越しの金は持たない」という生きかた(一代の富豪で終わった紀伊国屋文左衛門;全吉原を一人で買い切った豪商 ほか)
  • 第2章 大江戸サラリーマンのサバイバル術(家光の時代までに八割の大名が廃絶;路頭に迷って暴発した浪人たちと由比正雪 ほか)
  • 第3章 不況・格差社会でしたたかに生きた人々(構造不況下で大儲けした豊島屋十右衛門;季節労働者を有効活用した岡谷真純の知恵 ほか)
  • 第4章 賄賂・政商・犯罪に見る大江戸「闇の経済学」(接待旅行を楽しんだ朝日文左衛門;接待漬けで堕落する役人たち ほか)
  • 第5章 やっぱり難しかった経済政策(巨額の遺産を生んだ家康のケチ道;税金を払わずのんびりと生きた熊さんや八つぁん ほか)

「BOOKデータベース」 より

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