絵図と景観が語る骨寺村の歴史 : 中世の風景が残る村とその魅力
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絵図と景観が語る骨寺村の歴史 : 中世の風景が残る村とその魅力
本の森, 2008.10
- タイトル読み
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エズ ト ケイカン ガ カタル ホネデラムラ ノ レキシ : チュウセイ ノ フウケイ ガ ノコル ムラ ト ソノ ミリョク
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注記
参考文献: p130-131
内容説明・目次
内容説明
奥羽山脈の麓、須川岳を望む岩手県一関市の山間地に、かつて骨寺村と呼ばれた地区があり、日本の多くの村では既に失われてしまった、前近代的な水田景観の要素が今も生きている。本書では、荘園絵図やその他の中世の古文書から、この村の歴史を紐解き、今に残る史跡について紹介し、伝統的農村景観を概観しながら、歴史と景観を結びつけて、この村の歩んできた道をわかりやすく示した。現在社会的にも注目を集めている景観の価値や保全の目的についても言及している。
目次
- 第1部 二枚の荘園絵図を読む—国指定史跡「骨寺村荘園遺跡」(平泉中尊寺と「骨寺」;天台修験と須川信仰;骨寺村の神社;絵図が語る骨寺村の開発;中世骨寺村の終焉)
- 第2部 本寺地区の伝統的農村景観—国選定重要文化的景観「一関本寺の農村景観」(景観の価値と景観保全;本寺地区農村景観の価値を証明するために;明治地籍図にみる伝統的農村景観;戦後の本寺…変化した景観と変わらなかった用水系統)
- 第3部 本寺地区の未来(景観保全と基盤整備;伝統的圃場の米づくり;里山の幸も見直そう;個性ある農村の創造に向けて)
「BOOKデータベース」 より