瑠璃光の曠野へ : 禅とアメリカ詩人

書誌事項

瑠璃光の曠野へ : 禅とアメリカ詩人

三芳康義著

言叢社, 2008.11

タイトル読み

ルリコウ ノ コウヤ エ : ゼン ト アメリカ シジン

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注記

学位論文"A study of Zen in American poets" (早稲田大学) の内容を原型として多少の加筆がなされたもの

引用文献: p263-265

主な参考文献: p266-269

引用・参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

アメリカ詩にみる森の伝統、エマソン、ソローにはじまる「野生」の詩心が東洋思想、仏教、禅思想の「無為自然」と響同するところに羅針をあて、ガートルード・スタイン、リンドレー・W・ハベル、ゲーリー・スナイダーに至って、この交接が壮大な詩的世界、現代の生態学的危機と人間倫理の根源にたつ対抗文化を孕むこととなった道筋をたどる文学評論。それは同時に、現代に生きる禅の「野生」を問うものでもある。

目次

  • 第1章 東洋思想との出会い
  • 第2章 ガートルード・スタインとリンドレー・W.ハベル
  • 第3章 「暗示と抑制」の審美眼—L・W・ハベルの詩の世界
  • 第4章 ゲーリー・スナイダーの「野生」の眼と道元の禅
  • 第5章 自然から「無為自然」への転換
  • 第6章 「亀の島」の住人として生きること
  • 第7章 G・スナイダーの‘The Blue Sky’を読み解く—「青空」から「瑠璃光の空」へ

「BOOKデータベース」 より

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