死の冬 : 十四歳が見た北朝鮮引き揚げの真実
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死の冬 : 十四歳が見た北朝鮮引き揚げの真実
文芸社, 2008.5
- タイトル別名
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死の冬 : 十四歳が見た北朝鮮引き揚げの真実
- タイトル読み
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シ ノ フユ : ジュウヨンサイ ガ ミタ キタチョウセン ヒキアゲ ノ シンジツ
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内容説明・目次
内容説明
昭和二十年八月末、朝鮮半島北部の町、福渓。旧制中学二年生だった私は家族らとともに“故郷”を脱出するが、三十八度線直前で引き戻され、厳寒の村・富坪の収容所へ送られる。十七人で始めた逃避行は、翌夏日本の土を踏んだとき、母と私二人になっていた。鮮明な記憶をもとに、客観的記述で綴る引き揚げ者たちの壮絶な真実。
目次
- あの日の午後は長かった
- マンドリンを抱えたソ連兵
- さらば故郷よ
- 咸興の避難民生活
- 死の収容所を生きぬいて
- 地獄の収容所にも春が来た
- 三十八度線が見えたか
- 国破れて山河あり
- 引き揚げた仲間たちのその後
「BOOKデータベース」 より