誰も書かなかった日本医師会
著者
書誌事項
誰も書かなかった日本医師会
(ちくま文庫, [み-24-1])
筑摩書房, 2008.12
- タイトル読み
-
ダレモ カカナカッタ ニホン イシカイ
大学図書館所蔵 件 / 全33件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p278-279
戦後の医療制度年表: 巻末p1-31
2003年8月草思社より刊行されたものに第9章とエピローグを追加したもの
内容説明・目次
内容説明
戦後の医療行政に深く携わってきた日本医師会。四半世紀の長きにわたり会長を務め、強烈なリーダーシップを発揮した「ケンカ太郎」こと武見太郎氏をはじめ、歴代会長らへの丹念な取材を40年以上重ねてきた著者が、この「日本最強の圧力団体」の深層をえぐり出す。同時に本書は、転換期を迎えた現行の医療制度の歴史をたどり、その行く末を占うものでもある。戦後の医療制度年表を巻末に掲載。
目次
- プロローグ 日本医師会の五〇年
- 第1章 戦後医療行政のはじまり—武見太郎時代の幕開けへ
- 第2章 反官僚・反自民—武見政権の樹立と安定
- 第3章 欲張り村の村長たち—武見太郎の奮闘
- 第4章 医師優遇税制撤廃—武見時代の終わり
- 第5章 医療費亡国論—花岡堅而会長時代(1982〜83)
- 第6章 老齢医療の問題—羽田春兔会長時代(1984〜91)
- 第7章 「家庭医」構想をめぐって—村瀬敏郎会長時代(1992〜95)
- 第8章 医療のグランドデザインへ—坪井栄孝会長時代(1996〜2004)
- 第9章 新しいリーダーシップの台頭
- エピローグ 日本医師会の二十一世紀
「BOOKデータベース」 より