田辺聖子の人生あまから川柳
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書誌事項
田辺聖子の人生あまから川柳
(集英社新書, 0474F)
集英社, 2008.12
- タイトル読み
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タナベ セイコ ノ ジンセイ アマカラ センリュウ
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注記
参考資料: p169-170
内容説明・目次
内容説明
今の世の中、潤いが足りない。大人が元気がない。笑いの文芸「川柳」を、大人がもっともっと覚えて、もっともっと使いこなしたら日本人は元気になれるん違うやろか。—そんなわけで、川柳の滋味をこよなく愛する作家、田辺聖子が丹念に選んだ珠玉の川柳百句。上等の川柳は、人間心理のきわどい深遠をさらりと衝いて爆笑させ、思い出し笑いまで恵んでくれる。ちょっとしたスピーチの枕詞や〆めとしても大いに使える。世の中の見晴らしがよくなる。まことに、川柳あって人生は生きやすし。
目次
- 第1章 何がおかしいとライオン顔を上げ—「滝」も「動物」も思い出し笑い
- 第2章 このご恩は忘れませんと寄りつかず—浮世の「暮し」
- 第3章 かしこい事をすぐに言いたくなる阿呆—ちょっととほほな「人生」
- 第4章 いじめ甲斐ある人を待つ胡瓜もみ—「女」の句
- 第5章 大日本天気晴朗無一文—「男」の句
- 第6章 子は育つ壁はぼろぼろ落ちよるが—「家族」です
- 第7章 出世せぬ男と添うた玉子酒—「夫婦」という男と女
「BOOKデータベース」 より