着物あとさき
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書誌事項
着物あとさき
(新潮文庫, 8599,
新潮社, 2009.1
- タイトル読み
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キモノ アトサキ
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注記
写真: 野中昭夫
内容説明・目次
内容説明
祖父・幸田露伴の薫陶を受け、着物を粋に着こなした母・文。懐しい着物には、母の気性が表れ、想いがこめられている。没後十年、娘はその着物を自分なりに着ようと思い立つ。露伴愛用の羽織を活かし、母が遺した白生地に色を挿す。着物を蘇らせる様々な職人の技を知り、その工房をたずねる。着物にまつわる細かい手仕事のひとつひとつを丁寧に辿り、世代を越えて愛着をもって着継いでいく悦びを伝える。
目次
- とりあへずの箱
- 透かない単衣
- 蝋たたき
- 墨流し
- 春を待つ
- 着ぬいた末
- 順送り
- 洗い張り
- 色移る
- 雪晒し
- 白に還る
- 絹の表情
- お召機
- 帯あれこれ
- 福を着る
- 「きもの」のことなど—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より