統合失調症を持つ人への援助論 : 人とのつながりを取り戻すために

書誌事項

統合失調症を持つ人への援助論 : 人とのつながりを取り戻すために

向谷地生良著

金剛出版, 2009.1

タイトル読み

トウゴウ シッチョウショウ オ モツ ヒト エノ エンジョロン : ヒト トノ ツナガリ オ トリモドス タメ ニ

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注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

人が生きる、現実に暮らすとはどういうことか。精神障害を抱える当事者たちの活動拠点「べてるの家」の設立に関わった著者は、独創的な当事者研究、SSTを取り入れた専門家としての手法など、クライエントの側からの心理援助で知られている。精神医療に必要なのは、当事者の力を前提とした援助である。著者は、真に当事者の利益につながる面接の仕方、支援の方法をわかりやすく解説し、精神障害者への援助の心得を詳述する。

目次

  • 当事者研究が開く世界—自分自身で、共に!
  • 精神障害敦の生活拠点づくりの中で—べてるから学ぶもの
  • 生きる苦労を取り戻す—地域における「生きにくさ」と「生きやすさ」と
  • セルフヘルプ・グループの意義と専門家の役割—「無力」と「弱さ」の力の視点から
  • 仲間の力—浦河における精神科リハビリテーションプログラムへの当事者参加の現状と意義
  • 生活の中での統合失調症の精神療法—当事者の暮らしのツールとしてのSST(生活技能訓練)
  • 心理教育をどのように実践するか—「当事者研究」の実践と心理教育
  • 統合失調症を持つ人への行動支援—認知行動療法的アプローチから
  • 地域におけるPSWの役割—精神障害体験者の社会貢献に主眼を置いたPSW実践の経験から
  • 精神障害リハビリテーションにおける人材育成—浦河における「当事者スタッフ育成」の歩みと課題
  • 安心して絶望できる人生—向谷地生良×清水里香
  • 人が暮らす、生きるということ—ソーシャルワーカーの“わきまえ”

「BOOKデータベース」 より

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