内側から見た自衛隊
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書誌事項
内側から見た自衛隊
(幻冬舎文庫, ま-12-1)
幻冬舎, 2008.8
- タイトル読み
-
ウチガワ カラ ミタ ジエイタイ
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注記
「自衛隊員も知らなかった自衛隊」(ゴマブックス, 2004.2)を改題し加筆修正
内容説明・目次
内容説明
演習場が狭いため、わざわざ飛ばない弾を開発。いざというとき料金所を通れず戦車は高速道路を走れない。笑い話のようだがこれが現実だった!不完全な法整備の中、過剰な責任と不十分な権限のアンバランスを抱えながら、危険地帯へ派遣されていく隊員たち。阪神・淡路大震災の最高指揮官として災害救助を指揮した著者が明かす、自衛隊の真実。
目次
- 第1章 いつまでも「軍隊のようなもの」でいいのか—自衛隊の不安(大きすぎる責任と不十分な権限;上官は「撃て」と命令できない ほか)
- 第2章 驚きの自衛隊、これが真実—自衛隊の憂鬱(防衛省は襲撃には無防備;防衛省が襲われたら「110番」? ほか)
- 第3章 これで国際テロや北朝鮮と対峙せよといわれても—自衛隊のため息(持っていく武器を公表する軍隊は世界のどこにもない;「死んだら1億円」、名誉はどうなる ほか)
- 第4章 日本人がこんな意識では、自衛隊は動けない—自衛隊の怒り(日本の国防意識は驚くほど低調;有事法制は「戒厳令」ではない ほか)
- 第5章 隊員を取り巻くこんな事情—自衛隊の泣き笑い(自衛官を狙い撃ちするヤミ金融;裁判をしないと十分な補償がもらえない ほか)
「BOOKデータベース」 より