あかつきの波濤を切る
Author(s)
Bibliographic Information
あかつきの波濤を切る
(鬼が瀬物語, 3)
くもん出版, 2006.12
- Title Transcription
-
アカツキ ノ ハトウ オ キル
Available at / 2 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
魔の海“鬼が瀬”から生還した満吉は、船大工“亀萬”の親方代理として改良船の研究にいそしむ。ある日、「豊の浦」の地先の海に、となり村の海士のあやしい舟があらわれる。明治の近代化の波のなか、近隣の村との対立が激しさを増すきざしだった。一方、県下の船大工の改良漁船を審査のうえ、もっともすぐれた船が買いあげられることが決まる。「どんな嵐にも遭難しねえ船を造る」。満吉が生涯をかけた夢の実現がためされるときが迫っていた。
by "BOOK database"