江戸文学問わず語り
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書誌事項
江戸文学問わず語り
(講談社文芸文庫, [えD3])
講談社, 2009.1
- タイトル読み
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エド ブンガク トワズガタリ
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注記
年譜(宮内淳子編): p257-265
著書目録(小笠原美子作成): p266-272
『江戸文学問わず語り』(1992.8 ちくま文庫 筑摩書房刊)を底本としたもの
内容説明・目次
内容説明
父方の祖母が生きた江戸の末期。文学・演劇・音曲等々…。幼い頃から様々な話をとりとめなく聞いて育った著者の心に染込んだ鮮烈な感覚は、滝沢馬琴、河竹黙阿弥、上田秋成、近松門左衛門等を語るその語り口に彷彿とする。殊に秋成の“夢幻と現”の間を描写する文体への言及は、円地文学の根源に呼応。祖母から聞き覚えた沢山の話を鏤め、愛情込めて綴る絶品の江戸文学案内書。
目次
- ももんがあ
- 馬琴雑記
- 一九・三馬・川柳
- 四世鶴屋南北—江戸歌舞伎 一
- 河竹黙阿弥—江戸歌舞伎 二
- 平賀源内の「根無草」
- 上田秋成
- 近松門左衛門
- 結び—俳句のことなど
「BOOKデータベース」 より