平太ものがたり : 津軽の少年
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平太ものがたり : 津軽の少年
(ジュニア・ノンフィクション, 33)
教育出版センター, 1991.10 , 銀の鈴社
- タイトル読み
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ヘイタ モノガタリ : ツガル ノ ショウネン
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注記
編者は奥付による
内容説明・目次
内容説明
本州の最北端に、まさかりの形をした半島があります。そこは下北半島とよばれています。その下北半島の北東部に「尻屋」という集落がある。半農半漁で生計をたてているその集落には、昭和の初期のころまで、「口べらし」にだされた子どもたちがいました。村の人びとはその子たちを「養子」とよびました。養子とよばれる子どもたちは、大地のめざめとともに起きます。そして、夕方、山の向こうの西の果てに、すっぽり夕日がかくれるまで稼ぐのでした。主人公の平太は、幼いときに入った養子です。平太には、平治という弟がいました。平太は、戦後46年たったいま、ひとりの老人になっています。これはその、平太平治兄弟が、少年時代を養子として生きた物語です。
目次
- 第1章 津軽海峡
- 第2章 濃霧の季節
- 第3章 逆行
- 第4章 雲の峰
「BOOKデータベース」 より