革新無所属
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革新無所属
オーロラ自由アトリエ, 2008.12
- タイトル読み
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カクシン ムショゾク
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内容説明・目次
内容説明
彼女を、皆が親しみを込めて「なおみさん」と呼ぶ。五期二十年の間、革新無所属の目黒区議会議員として、いかなる意味でも特権的な存在となることを拒絶し、人びととともに行政のあり方を正してきたその姿勢は、政治と市民運動が、本来、対象とすべき領域の広大さを示している。一人でも困った人がいれば、彼女がいつも、すぐさま現場に駆けつけて手を差し伸べてきたことを、多くの人びとが知っている。だからこそ、後進に道を託して議員を退いたいまも、一市民として集会やデモに参加するその姿に、人びとは励まされ、彼女を頼りにし、慕ってくる。人間が、いよいよないがしろにされ、世界が果てしなく混迷を深める現在—。私たちにとって真に大切なものは何かを問いつづけ、闘ってきた一人の女性の軌跡を確かめつつ、ともに未来へと向かおう。
目次
- 幼少期と一九五〇年代のこと
- 遅まきの反戦運動まっさかりの青春
- 一期目の活動と自治の模索
- 楽しみながら激闘の第二幕へ
- 選挙人名簿漏洩事件など
- 四回目の選挙・住民訴訟・リサイクル条例
- 在日外国人が日本人へのラブコール
- 千夏さんの選挙と中曽根圧勝選挙のあとに
- 反消費税旋風、引退、そして反PKO法選挙
- 「市民の政治」を追い求め
- 小選挙区制後に押し寄せる諸矛盾との闘い
- 二〇〇〇年の沖縄、そして世紀を超えて残された問題
- 政治の場に躍り出よ
「BOOKデータベース」 より