無月となのはな
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無月となのはな
思潮社, 2008.7
- タイトル読み
-
ムゲツ ト ナノハ ナ
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内容説明・目次
内容説明
「忘れられたひとびとの耐えた思いが、いちばん忘れやすい日常にひそんでいる」という。月が雲に隠れて視えない状態を古人は「無月」と呼んだ。視えなくてもあるということ、ひとの生きていくことにひそむ、気配をこそ書きとめたい。その強い願いによって編まれる第三詩集。
目次
- 無月
- 月光海道
- 甘露
- 感傷
- くねらせるもの
- 海餐
- みずうみ
- 芒種
- 枕
- 野帰り
- 春の石
- 箒星が弧を描いて堕ちてゆく
- 交叉
- 青火
- 八月の馬
- 砂山
- 流れる
- 入り海
- 海辺の子牛
- うまのあしがた
- 雨
- なのはな
「BOOKデータベース」 より