脳のなかの文学
著者
書誌事項
脳のなかの文学
(文春文庫, [も-23-1])
文藝春秋, 2009.1
- タイトル別名
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クオリア降臨
- タイトル読み
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ノウ ノ ナカ ノ ブンガク
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注記
「クオリア降臨」 (2005年11月刊) の改題
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
漱石のユーモアは、どのような痛ましい内面生活から生まれたのか。小林秀雄の評論に深く隠された動機とは。宇宙のなかの謎めいた存在でありながら、時代に拘束されもする人間は、文学、そして芸術という活動に何を求めてきたのか。「クオリア」という概念でしなやかに解明される、この人間的営みの深奥。
目次
- 世界を引き受けるために
- クオリアから始まる
- 可能性としての無限
- 日常の由来するところ
- 豊饒の海を夢見て
- 生きた時間はどこに行くのか
- 見られることの喜びと哀しみ
- 「スカ」の現代を抱きしめて
- 観念世界のリアリティ
- 複製技術時代
- 愛することで、弱さが顕れるとしても
- 真実の瞬間
- 感じるものにとっては、悲劇として
- 文学と科学の間に
- 言葉の宇宙と私の人生
- 衝突に託された福音
「BOOKデータベース」 より