日本古代王権の構造と展開
著者
書誌事項
日本古代王権の構造と展開
吉川弘文館, 2009.2
- タイトル読み
-
ニホン コダイ オウケン ノ コウゾウ ト テンカイ
大学図書館所蔵 件 / 全108件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2007年11月に国学院大学に提出した学位請求論文「日本古代王権の構造と展開」の一部に新稿を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
日本古代王権研究の諸課題を解明すべく挑んだ意欲作。王権段階の権力構造を、合議制中心に検討。専制君主たる大王・天皇を核に再考し、新たな古代史像を描く。古代女帝論に批判を加え、女帝=中継ぎ説を再提起する。
目次
- 日本古代王権研究の現状と課題
- 第1部 日本古代の合議制(倭王権における合議制の機能と構造;倭王権における合議制の史的展開;七世紀における合議制の機能と構造;古代参議制に関する二・三の考察)
- 第2部 日本古代王権の展開(倭王権の列島支配;七世紀における倭王権の展開過程—群臣の組織化を中心として;古代天皇制の構造とその展開)
- 第3部 日本古代女帝論(史実としての古代女帝;称徳天皇の後継問題—宇佐八幡神託事件の深層をさぐる;「不改常典」と群臣推戴)
- 本書の総括
「BOOKデータベース」 より