狂人三歩手前
著者
書誌事項
狂人三歩手前
(新潮文庫, な-33-7)
新潮社, 2009.2
- タイトル読み
-
キョウジン サンポ テマエ
大学図書館所蔵 件 / 全24件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2006年6月刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
「生きていく理由はないと思う。いかに懸命に生きても、いずれ死んでしまうのだから」。日本も人類も滅びて一向に構わない。世間の偽善ゴッコには参加したくもない…。いっぽう妻と喧嘩して首を締められたり、路上ミュージシャンに酒を奢ったり、桜の巨木を見て涙を流したりの日々。「常識に囚われず、しかも滑稽である」そんな「風狂」の人でありたいと願う哲学者の反社会的思索の軌跡。
目次
- 生きていく理由(どうせ死んでしまう;妻と壮絶なバトル、くたびれ果てた ほか)
- 愛される恐怖(「ぼくは死ぬ、ぼくは死ぬ…」;一億二千万分の二十 ほか)
- 共感しない心(向いているのかいないのか;なんで電気を点けるの ほか)
- 哲学という病(ちょっと親バカ;したたかになれない彼 ほか)
「BOOKデータベース」 より