十一代目團十郎と六代目歌右衛門 : 悲劇の「神」と孤高の「女帝」

書誌事項

十一代目團十郎と六代目歌右衛門 : 悲劇の「神」と孤高の「女帝」

中川右介著

(幻冬舎新書, 112 ; な-1-4)

幻冬舎, 2009.1

タイトル別名

團十郎と歌右衛門

タイトル読み

ジュウイチダイメ ダンジュウロウ ト ロクダイメ ウタエモン : ヒゲキ ノ カミ ト ココウ ノ ジョテイ

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注記

文献: 巻末(p[360]-[366])

内容説明・目次

内容説明

戦後、大衆からの絶大な人気を誇り、市川宗家の名跡のもとで劇界を背負う宿命を負った立役、十一代目團十郎。妖艶な美貌と才芸を武器に、人間国宝、文化勲章などの権威を次々手にして這い上がった不世出の女形、六代目歌右衛門。立場の異なる二人が一つの頂点を目指したとき、歌舞伎界は未曾有の変革を孕んだ—。華やかな舞台の裏に潜む、人間の野望と嫉妬、冷徹な権謀術数の数々。最大のタブーの封印がいま解かれる。

目次

  • 第1章 海老様ブームと歌右衛門襲名—〜一九五一年(市川海老蔵;中村歌右衛門;戦争と平和;歌右衛門襲名)
  • 第2章 始動と雌伏—一九五二年〜一九五五年(天覧歌舞伎;大佛次郎と三島由紀夫;歌右衛門の新しい試み;吉衛門一座の亀裂)
  • 第3章 模索と分裂—一九五六年〜一九六二年(一九五六、五七年—模索する役者たち;一九五八年—海老蔵のストライキ;一九五七年—嵐の前;一九六〇年—公的栄誉と国際的評価;一九六一年—分裂と決意)
  • 第4章 神の復活と死—一九六二年〜一九六五年(一九六二年—襲名;一九六三年—團十郎の迷走;一九六四年—「團十郎問題」;一九六五年—神の死;歌舞伎の変容)

「BOOKデータベース」 より

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