恋する幇間(たいこ)
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書誌事項
恋する幇間(たいこ)
ポプラ社, 2008.12
- タイトル読み
-
コイスル タイコ
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注記
参考文献: p[292]
収録内容
- おさよの身の上
- おみつの橋
- 妓夫太郎の誠
- おろくの正体
- お染の手管
- 恋する幇間
- おすぎの文
内容説明・目次
内容説明
「おさよの身の上」—嘘の身の上話で客の気を惹く上野のけころの哀しさ。「おみつの橋」—通りすがりの絵師に裸像を描かせた谷中の女の性。「妓夫太郎の誠」—吉原生まれの客引きが花魁に寄せる一途な思い。「おろくの正体」—「まんじゅう舟」の婀娜な年増が匂わす謎の過去。「お染の手管」—客を騙した品川の売れっ妓が本気で惚れた男の素性。「恋する幇間」—真っ直ぐな幇問と純な芸者の許されざる苦界の恋。「おすぎの文」—情夫に裏切られた女の味方は居残り男と粗忽者。落語・芝居でお馴染みの色里を舞台に男女の機微を描く江戸人情廓噺。傑作時代物短編集。
「BOOKデータベース」 より