「もうひとつの失われた10年」を超えて : 原点としてのラテン・アメリカ Ciclos neoliberales y alternativas de la síntesis heterodoxa
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書誌事項
「もうひとつの失われた10年」を超えて : 原点としてのラテン・アメリカ = Ciclos neoliberales y alternativas de la síntesis heterodoxa
新評論, 2009.2
- タイトル別名
-
Ciclos neoliberales y alternativas de la síntesis heterodoxa
もうひとつの失われた10年を超えて : 原点としてのラテンアメリカ
- タイトル読み
-
モウ ヒトツ ノ ウシナワレタ 10ネン オ コエテ : ゲンテン トシテノ ラテン アメリカ
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注記
参考文献: p281-299
内容説明・目次
内容説明
日本や中国などアジア諸国の「ラテン・アメリカ化」のリスクに警鐘を鳴らす一冊。だがそれにとどまらず、ラテン・アメリカにおける“脱”新自由主義サイクルへの試行錯誤や近年の「左傾化」のうごき、また主流の新古典派経済学に対抗する構造派やポスト・ケインジアンの理論・政策など、一連の代案にも考察を加える。グローバルな視座から警醒を促す問題提起の書。
目次
- 第1部 「ラテン・アメリカ化」のリスク(「失われた10年」への視座—ラテン・アメリカの教訓;中国はラテン・アジアとなるのか?—「ブラジルの奇跡」から考える)
- 第2部 構造改革は何をもたらしたか(新自由主義改革、大量失業、雇用政策—1990年代のアルゼンチン;グローバリゼーションと小零細企業—フジモリ政権下のペルーの経験)
- 第3部 新自由主義の理論—批判と対案(開発パラダイムの比較分析—ポピュリズム、新自由主義、「社会自由主義」;IMFモデルの原理的批判;雇用柔軟化の理論と現実;経済自由化と通貨・金融危機—異端派はどうみたか)
「BOOKデータベース」 より