私の文学漂流
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私の文学漂流
(ちくま文庫, [よ-1-6])
筑摩書房, 2009.2
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ワタシ ノ ブンガク ヒョウリュウ
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Description and Table of Contents
Description
「妻は、昼間、子供が寝ている間に小説を書き、私が勤めから帰ってくると、ただ一つしかない食卓を私に明け渡し、私は深夜まで書く」。傾倒する川端康成らの作品を筆写し、三島由紀夫等を訪問した大学文芸部時代。小説を書くという初志は、困窮しても、何度賞を逃しても消えることはなかった。同志である妻と逆境を乗り越え、太宰治賞を受賞するまでの作家誕生秘話。
Table of Contents
- 読書から習作へ
- 大学文芸部時代
- 大学中退、結婚、放浪
- 同人雑誌と質店
- 贋金づくり
- 「文学者」の復刊
- 芥川賞候補
- 二通の白い封筒
- 睡眠五時間
- 小説を観る眼
- 会社勤め
- 危機
- 妻の受賞
- 『星への旅』と『戦艦武蔵』
- 太宰治賞
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