戦国期領域権力と地域社会

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戦国期領域権力と地域社会

黒田基樹著

(中世史研究叢書, 15)

岩田書院, 2009.1

タイトル読み

センゴクキ リョウイキ ケンリョク ト チイキ シャカイ

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内容説明・目次

内容説明

著者の第6論集。発表年次は、ほぼ2004−07年で、領域権力について論じたものと、村落・土豪論に関するものが中心となる。1「領域権力の構造と特質」では、戦国期の社会状況のなかで誕生し、以後の江戸期までにわたって、権力形態の基本として展開した領域権力について、その構造の内実と歴史的特質について追究をすすめることを目指している。2「「村の成り立ち」と地域」では、中世後期以降において民衆の社会的主体としての発現 形態であるとともに、戦国期にはじまる領域権力の権力基盤ともなっていた、村とその成り立ちの構造について、近隣村々との関係、村内の有力者である土豪層の多様な在り方など、多方面からの追究を目指している。

目次

  • 1 領域権力の構造と特質(下総千葉氏権力の政治構造;甲斐穴山武田氏・小山田氏の領域支配;戦争史料からみる戦国大名の軍隊;小早川秀詮の備前・美作支配;九条政基にみる荘園領主の機能)
  • 2 「村の成り立ち」と地域(伊豆西浦三津村の構造;伊豆西浦大川氏の展開;開発請負人 武蔵世田谷領の大平氏;上野女淵郷と北爪氏;信濃虎岩郷と平沢氏;戦国期「半手」村々の実態)

「BOOKデータベース」 より

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