天皇の秘教 : 近代日本秘教全書
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書誌事項
天皇の秘教 : 近代日本秘教全書
学習研究社, 2009.2
- タイトル別名
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The compendium of modern Japanese esotericism
- タイトル読み
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テンノウ ノ ヒキョウ : キンダイ ニホン ヒキョウ ゼンショ
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内容説明・目次
内容説明
幕府が倒され、天皇が絶対君主に据えられた明治維新。この未曾有の政変は、国体だけでなく、日本人の精神文化にも大激変をもたらした。天皇を絶対軸にすえた秘説、“天皇教”が生まれたのである。それは神道、仏教、キリスト教に及んだ。一方、“隠された神”が復活し、「反皇天神話」も醸成されたのだった。“天皇教”とは、そして“反天皇神話”とは何か。近代に著されたあまたの稀書を供載し、現代の日本人に今も影響を与えつづけている、近代オカルティズムの全貌と深奥を初めて明らかにする。
目次
- 第1章 天皇教の創造(復活する皇祖神;廃仏毀釈;天皇を中心とした神聖国家説)
- 第2章 天皇神学の成立(芳村正秉と巫部経彦の秘伝復興;一霊四魂と鎮魂帰神;川面霊学と天皇霊の秘儀;田中智学と天皇転輪聖王論;護国の曼荼羅と天皇本尊論)
- 第3章 天皇信仰と反天皇神話(天皇は本当に崇敬されていたか;異形の創世神話と天皇唐人説;厳・瑞の御魂と天津日嗣天皇)
- 終章 「天皇の秘教」が意味するもの
「BOOKデータベース」 より