旅する人びと
著者
書誌事項
旅する人びと
(ヨーロッパの中世 / 池上俊一, 河原温編集, 4)
岩波書店, 2009.2
- タイトル別名
-
旅する人びと
- タイトル読み
-
タビスル ヒトビト
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注記
参考文献: p291-300
内容説明・目次
内容説明
交通手段が乏しくても中世の人びとは長い距離を移動した。巡礼の旅、職人の遍歴、学びと説教の旅、宮廷の移動など、宗教・政治・経済・文化の諸事情が人を旅立たせた。そこでは自由意志による移動とともに強制的な移動もあった。閉鎖的で分断されているとみなされてきた中世ヨーロッパ社会接合の契機ともなった移動を考える。
目次
- 序章 「他所」への憧憬
- 第1章 移動の動機と条件
- 第2章 祈りと贖罪の旅
- 第3章 移動と労働
- 第4章 学びと説教(伝道)の旅
- 第5章 外交交渉と儀礼の旅
- 第6章 女性とマイノリティー
- 結論 超克される異界
「BOOKデータベース」 より