睡濫
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睡濫
思潮社, 2004.12
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スイラン
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内容説明・目次
内容説明
『彩管譜—コンチェルティーノ』から時を待たずして刊行される本誌集は、前作の抑制されたフォルムから一転して、詩人独自の自在な言葉のリズムを響かせている。言葉は言葉を呼び込んで溢れ出し、生の律動に寄り添う。ますます感度を研ぎ澄まし、成熟へ向かって言葉を湧出させる注目の意欲作。
目次
- さざめき、漂流へと秘めやかに熱度は縺れる
- ある破線、きわやかな羽と根の機微
- 初夏、その他の辺地
- 冬の櫂への果てない輝度
- ささやかな地の溺者
- せめて隘路のひそかな火
- そうして微熱のかぐわしい混沌へ
- 放散のための蝕と蜜と
「BOOKデータベース」 より