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日本中世国家と諸国一宮制

井上寛司著

(中世史研究叢書, 16)

岩田書院, 2009.2

タイトル読み

ニホン チュウセイ コッカ ト ショコク イチノミヤセイ

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内容説明・目次

内容説明

多様な形で現れる中世の諸国一宮制の問題を、この時代に特有な一つの国家的な神社制度と捉える観点に立って、その成立から解体に至る過程の全体を、できるだけトータルな形で解明することを目的とする。『中世諸国一宮制の基礎的研究』『中世一宮制の歴史的展開』(岩田書院刊)の成果を集大成。

目次

  • 序章 中世諸国一宮制研究の課題と方法—研究史の整理と課題の設定(研究史の概要と現在の到達点;中世一宮制研究の抱える問題群とその分析視角)
  • 第1章 中世諸国一宮制の成立(研究史の概要と特徴;中世諸国一宮制の基本的性格;中世諸国一宮制の成立過程)
  • 第2章 中世諸国一宮制の構造と特質(社官組織;社領構成;造営形態;祭礼構造)
  • 第3章 中世諸国一宮制の変質(中世後期(南北朝・室町期)一宮の類型区分;中世後期一宮の諸形態;中世諸国一宮制の変質と形骸化)
  • 第4章 中世諸国一宮制の解体(戦国期一宮の諸形態;戦国期一宮の類型区分と中世諸国一宮制の解体)結章 総括と展望(中世諸国一宮(国鎮守)の歴史的性格;中世諸国一宮制と日本中世国家;残された課題)

「BOOKデータベース」 より

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