基礎からよく分かる「近思録」 : 朱子学の入門書
Author(s)
Bibliographic Information
基礎からよく分かる「近思録」 : 朱子学の入門書
明窓出版, 2009.1
改訂版
- Other Title
-
基礎からよく分かる近思録 : 朱子学の入門書
- Title Transcription
-
キソ カラ ヨク ワカル キンシロク : シュシガク ノ ニュウモンショ
Available at / 19 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
参考図書のご紹介: p389-396
Description and Table of Contents
Description
この本は、「近思録」の完訳です。「近思録」は、朱熹と呂祖謙によって編集され、西暦1176年に刊行された書物で、朱子学の入門書として長く広く用いられました。「近思録」には、四人の儒学者、周濂渓、張横渠、程明道、程伊川の言葉が厳選されて収録されています。四人は、それまでの儒学を刷新して、新しい儒学(宋学)を始めた人物です。朱熹は、その四人の思想を受け継ぎ、集大成して、儒学史上最高の哲学体系を作り上げました。それがいわゆる「朱子学」です。朱子学は、世間で思われているような「封建道徳」などではなく、簡単に言うなら、人の心を健全に育成し、世の中をよりよくしていくことを目指すヒューマニスティックな哲学です。
Table of Contents
- 道体
- 為学大要
- 格物窮理
- 存養
- 改過遷善克己復礼
- 斉家之道
- 出処進退辞受之義
- 治国平天下之道
- 制度
- 君子処事之方〔ほか〕
by "BOOK database"