曽我物語の基層と風土
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曽我物語の基層と風土
三弥井書店, 2009.2
- タイトル読み
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ソガ モノガタリ ノ キソウ ト フウド
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内容説明・目次
内容説明
狩猟の風土から検証する生成の基層、御霊信仰から導かれる環境の文学。曽我物語が生まれた風景を歩く。
目次
- 序論 若武者の武勲
- 第1編 狩庭の物語(河津三郎最期の風景—奥野の狩庭と赤沢山;三原野と那須野をめぐる狩庭の祭祀者たちの名誉;宇都宮名誉譚を支える土壌—奥州の賜領と伊沢氏の氏祖伝承をめぐって)
- 第2編 道々の物語(角田川和歌譚の風景—業平伝説と長野氏の氏祖伝承をめぐって;河原崎邂逅譚の風景—樋爪五郎伝説と在地の巫祝者たち;法皇宿逗留譚の風景—曽我物語を育む環境)
- 第3編 鎮魂の基層(転生の構想—七騎落ちの系譜から;新田忠経大猪退治の構想—伏線の供犠として;伊出の屋形に託された鎮魂の構想—血祭の聖地に;小林郷における曽我御霊の昇華—富士浅間の客人宮へ)
- 付論 風景の文学—仁和寺をめぐる戌亥の聖域の系譜
「BOOKデータベース」 より