俳人宇佐美魚目
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俳人宇佐美魚目
(百鳥叢書, 第46篇)
本阿弥書店, 2008.10
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ハイジン ウサミ ギョモク
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参考文献: p208-212
Description and Table of Contents
Description
生と死、夢と現、過去と現在—その間を見据える透徹したまなざしと生きとし生けるものへの限りないいつくしみ。『崖』『秋收冬蔵』から『紅爐抄』を経て『薪水』に至る俳人・宇佐美魚目の作品世界を精緻に読み解き、その本質に鋭く迫る、渾身の作家論。
Table of Contents
- 第1章 母の死(「亡き母」の句;尾の如きもの;根源的悲しみ;大峯あきらによる解釈;魚目の覚悟;過去と現在の相互浸透;「いのち」を詠む)
- 第2章 魚目と鷄二(鷄二の真似;古人を血肉にとり入れる;感じの具象化;父が鶏二に入門;薪水の労)
- 第3章 魚目と虚子(虚子を詠んだ句;ホトトギス批判;紅櫨へもどる;鎌倉へ;初入選;伊勢・志摩周遊;虚子の媒酌;存間;生のいつくしみ;一句への執念)
- 第4章 魚目と芭蕉(新発見の芭蕉書簡;芭蕉への執心;残夢;物の見えたひかり;眼前;柩舟と凍河(エニセイ);俳号「魚目」)
- 第5章 魚目二十七句
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