Bibliographic Information

揺らぎの中の日本文化 : 原像・怪異・日本美術

新納泉, 山口和子, 鐸木道剛編著 ; 秋元雄史 [ほか著]

岡山大学出版会, 2009.3

Other Title

揺らぎの中の日本文化 : 原像怪異日本美術

Title Transcription

ユラギ ノ ナカ ノ ニホン ブンカ : ゲンゾウ・カイイ・ニホン ビジュツ

Note

内容: まえがき(辻星児), I: 日本の原像(第一章「米作国家のはじまり」-第三章「コメント」, 司会まとめ「鼎談を終わって」), II: 日本における怪異と美意識(第四章「夢幻能を孕む後戸という場所」-第一〇章「表現の力学としての逸脱と規範」, 司会まとめ「日本における怪異と美意識」), III: 外から見た日本美術(第一一章「大原美術館設立と古美術コレクション」-第一五章「外から見た日本美術」, 司会まとめ「外から見た日本美術」), シンポジウムの記録, あとがき(倉地克直), 著者紹介

平成19年10月に「揺らぎの日本文化」という統一テーマのもと開催された3つのシンポジウムの報告書

巻末に「著者紹介」あり

参考文献: p229-233

Contents of Works
  • 米作国家のはじまり / 平川南 [著]
  • 日本文化はどう構築されたか : 先史時代の人・モノ・こころ / 松木武彦 [著]
  • コメント : 日本をめぐる若干の論点 / 今津勝紀 [著]
  • 鼎談を終わって / 新納泉 [著]
  • 夢幻能を孕む後戸という場所 / 松岡心平 [著]
  • 『雨月物語』「吉備津の釜」の怪異と語り / 山本秀樹 [著]
  • 死者が歌を詠み出す時 : 六条御息所の死霊の詠歌を巡って / 田仲洋己 [著]
  • われらが内なる心の闇 : イェイツと能を結ぶもの / 坂部恵 [著]
  • 怪異の物語 : 修羅能と「場所の掟」 / 西村清和 [著]
  • 古代中国における怪異と小説 : 唐代伝奇「南柯太守伝」をめぐって / 岡本不二明 [著]
  • 表現の力学としての逸脱と規範 : 「閑情賦」「長恨歌」「鶯鶯伝」「河間伝」を素材として / 下定雅弘 [著]
  • 日本における怪異と美意識 / 山口和子 [著]
  • 大原美術館設立と古美術コレクション : 無為堂のエジプトマニアから民藝運動へ / 鈴木まどか [著]
  • 伝統中国からみた日本美術 : 非対称の視線 / 宮崎法子 [著]
  • グローバリズムと現代日本美術 / 秋本雄史 [著]
  • 日本とアラスカのイコン : 山下りんとアレウト人画家クリューコフ / 鐸木道剛 [著]
  • 外から見た日本美術 : 日本美術研究の立場から / 伊藤大輔 [著]
  • 外から見た日本美術 / 鐸木道剛 [著]
Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 1 日本の原像(米作国家のはじまり;日本文化はどう構築されたか—先史時代の人・モノ・こころ;コメント「日本」をめぐる若干の論点;司会まとめ 鼎談を終わって)
  • 2 日本における怪異と美意識(夢幻能を孕む後戸という場所;『雨月物語』「吉備津の釜」の怪異と語り;死者が歌を詠み出す時—六条御息所の死霊の詠歌を巡って;われらが内なる心の闇—イェイツと能を結ぶもの;怪異の物語—修羅能と「場所の掟」;古代中国に於ける怪異と小説—唐代伝奇「南柯太守伝」をめぐって;表現の力学としての逸脱と規範—「閑情賦」「長恨歌」「鴬鴬伝」「河間伝」を素材として;司会まとめ 日本における怪異と美意識)
  • 3 外から見た日本美術(大原美術館設立と古美術コレクション—無為堂のエジプトマニアから民藝運動へ;伝統中国からみた日本美術—非対称の視線;グローバリズムと日本現代美術;日本とアラスカのイコン—山下りんとアレウト人画家クリューコフ;外から見た日本美術—日本美術研究の立場から;司会まとめ 外から見た日本美術)

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Details
  • NCID
    BA89475227
  • ISBN
    • 9784904228036
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    岡山
  • Pages/Volumes
    337p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
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