シェイクスピア・ソナタ
著者
書誌事項
シェイクスピア・ソナタ
ポット出版, 2008.12
- タイトル別名
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Shakespeare sonata
シェイクスピアソナタ
- タイトル読み
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シェイクスピア ソナタ
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内容説明・目次
内容説明
シェイクスピアの四大悲劇「ハムレット」「オセロー」「マクベス」「リア王」をレパートリーに旅公演をする沢村時充一座。公演の最後は能登の造り酒屋で締めくくるのが恒例なのだが、今年はいつもと少しちがっていた。造り酒屋の庭で「マクベス」を演じ終えた一座の座長沢村時充は、不安を募らせる。客席中央に必ず座っているはずの造り酒屋の主人、菱川宗徳の姿が見えない。宗徳は、一座の経済を永らく支えてきた人物で、沢村一座にとってはなくてはならない人だ。そして、沢村時充の前妻、加代子の実父でもあった。一座の看板女優でもあった加代子は、二月に事故で亡くなった。妻の喪も明けぬ五ヶ月後の七月に、時充は一座の二番手の看板女優、松宮美鈴と再婚。前妻の父、菱川宗徳ははたしてこの再婚を許してくれているだろうか。そんな不安を抱えた能登での公演だったが、宗徳の席は空いたままだった…。
「BOOKデータベース」 より