シャムの独立を守ったお雇い外国人 : フランスの砲艦外交と国際法学者ロラン=ジャックマンの闘い
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書誌事項
シャムの独立を守ったお雇い外国人 : フランスの砲艦外交と国際法学者ロラン=ジャックマンの闘い
岡山大学出版会, 2009.3
- タイトル別名
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Siam's struggle for survival : the 1893 gunboat incident at Paknam
- タイトル読み
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シャム ノ ドクリツ オ マモッタ オヤトイ ガイコクジン : フランス ノ ホウカン ガイコウ ト コクサイ ホウガクシャ ロラン=ジャックマン ノ タタカイ
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注記
原著 (Bangkok : White Lotus, 1996) の翻訳
参考文献: p248-249
内容説明・目次
内容説明
本書は、1893年にフランスがシャムを植民地化しようと試みた経緯を綴ったものである。チャオプラヤー(メナム)川河口のパークナム要塞におけるフランス軍艦隊とシャム軍の戦いの経緯が、その衝突に至るまで、そして衝突後の外交交渉において主要な役割を果たした人物自身の言葉で綴られている。フランスとの衝突にも関わらず、シャムは結局、独立を守ることができ、1893年10月3日のフランス・シャム間の条約によりその国土の大半を保持することに成功した。本書は独立と自由をもう少しで失いかけていたシャムが、その危機を乗り越えるに至った内幕を、お雇い外国人顧問の日誌を通じて明らかにしている。
目次
- 第1章 チュラロンコーン国王付総顧問の日誌
- 第2章 パークナム事件に至るまでの時期
- 第3章 1893年7月13日のパークナム危機に至るまでの緊張の高まり
- 第4章 衝突直後—封鎖と最後通牒
- 第5章 フランスとの和解交渉
- 第6章 その翌朝からの日々
- 第7章 1893年10月のフランスとの条約とその結末
- 訳者解説 シャムのお雇い外国人ロラン=ジャックマン
「BOOKデータベース」 より