春いくたび
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書誌事項
春いくたび
(角川文庫, 15387)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.12
- タイトル読み
-
ハル イクタビ
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収録内容
- 武道宵節句
- 初午試合討ち
- 花宵
- 梟谷物語
- 伝四郎兄妹
- だんまり伝九
- 義経の女 (むすめ)
- 峠の手毬唄
- おもかげ
- 春いくたび
内容説明・目次
内容説明
江戸末期、戦地に赴く信之助を泣きそうな顔で見送る香苗。再会の願いも空しく時は過ぎ、尼僧になった香苗は救護院に流れ着いた老人の姿に息を呑む—「春いくたび」。貧にして餓死するは武士の本懐なり。亡父の教え通り、最後の一夜を迎える兄妹。しかし、そこに突然激しい剣の音が—「武道宵節句」。昭和の少年少女のために、山本周五郎が心とことばを尽くした短篇の中から時代小説10篇を収録。初文庫化。
「BOOKデータベース」 より