塚本邦雄の青春
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塚本邦雄の青春
(ウェッジ文庫)
ウェッジ, 2009.2
- タイトル読み
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ツカモト クニオ ノ セイシュン
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内容説明・目次
内容説明
生涯に二十四冊の詩集とおびただしい小歌集、小説・評論・句集を遺した現代短歌の極北にそびえる歌人塚本邦雄。だが、『水葬物語』でデビューする以前の青年時代は謎に包まれていた。故郷の近江で暮した幼少期、戦時下の呉で短歌に目覚めた青年期、鮮烈なデビューを果す前の習作期—気鋭の小説家楠見朋彦が資料を博捜し、塚本邦雄の知られざる素顔に迫る。文庫オリジナル。
目次
- ひるの夕顔なまぐさかりき—プロローグ
- 生れし家の門をくぐりぬ—生家の思い出
- 母となりたる姉と語らふ—少年時代
- ガスマスクしかと握りて—戦中の記憶
- 碧澄む甕の秘色—家族の捷像1
- 万葉は我等一億の歌—家族の肖像2
- ヒトラー忌の蓖麻の花—家族の肖像3
- 眠る間も歌は忘れず—五個荘と安土
- 母と展ぐる歌書のかずかず—家族の肖像4
- 今朔は母と肩寄せて眠る—家族の肖像5〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より