東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録
著者
書誌事項
東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録
(文春文庫, [き-30-1],
文藝春秋, 2009.3
- 歴史編
- キーワード編
- タイトル別名
-
Jazz logic pataphysique
東京大学のアルバートアイラー
- タイトル読み
-
トウキョウ ダイガク ノ アルバート アイラー : トウダイ ジャズ コウギロク
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注記
その他のタイトルはジャケットによる
東京大学の駒場校舎で行なわれた講義の内容を元に作られたもの
日程: 歴史編(前期): 2004年4月15日-7月15日. キーワード編(後期): 2004年10月-2005年1月
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
歴史編 ISBN 9784167753535
内容説明
今あるべき「ジャズの歴史」とは?そもそも「ジャズ」って何なのか?音楽家/文筆家・菊地成孔と気鋭の批評家・大谷能生が、スウィング・ジャズの時代から現在までの百年を語り倒す。三百人もの受講者を熱狂させ、刊行されるや音楽好きと本好きを沸かせたスリリングでポップな講義録、待望の文庫化!文庫版あとがき対談も収録。
目次
- 二〇〇四年四月一五日講義初日 十二音平均律→バークリー・メソッド→MIDIを経由する近・現代商業音楽史
- 二〇〇四年四月二二日講義第二回 ジャズにおいてモダンとは何か?—ビバップとプレ・モダン・ジャズ
- 二〇〇四年五月六日講義第三回 モダンとプレ・モダン—五〇年代に始まるジャズの歴史化・理論化と、それによって切断された事柄について
- 二〇〇四年五月二〇日講義第四回 一九五〇年代のアメリカと、ジャズ・モダニズムの結晶化
- 二〇〇四年五月二七日講義第五回 一九五九〜一九六二年におけるジャズの変化(1)
- 二〇〇四年六月三日講義第六回 一九五九〜一九六二年におけるジャズの変化(2)
- 二〇〇四年六月一〇日講義第七回 フリー・ジャズとは何からのフリーだったのか?
- 二〇〇四年六月二四日講義第八回 一九六五〜一九七五年のマイルズ・デイヴィス(1)コーダル・モーダルとフアンク
- 二〇〇四年七月一日講義第九回 一九六五〜一九七五年のマイルス・デイヴィス(2)電化と磁化
- 二〇〇四年七月八日講義第十回 MIDIとモダニズムの終焉〔ほか〕
- 巻冊次
-
キーワード編 ISBN 9784167753542
内容説明
ジャズを語るには絶対に欠かせないはずのキーワード、「ブルース」、「ダンス」、「即興」、「音楽理論」。この4つを、大友良英ほか各分野の権威全4名をゲストに迎えて集中講義。東大ジャズ史講義も後期に突入、あなたの「ジャズ」の見方は音を立てて高速で拡大する!菊地・大谷コンビの歴史と今後を語る文庫版あとがき対談も収録。
目次
- 第1章 二〇〇四年一〇月講義「ブルース」(ブルース(1)二〇世紀の統合不全者—ブルース・ミュージックの特異性について;ブルース(2)『喪失』を引き受ける方法—「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者))
- 第2章 二〇〇四年一一月講義「ダンス」(ダンス(1)舞踏会からインターロックまで—ヨーロッパ/アジア/アフリカのダンス・スタイルと、アメリカ・ポピュラー音楽におけるダンスの歴史;ダンス(2)クラブ・カルチャーと『ジャズ』—「ジャズとは象徴であり、ファンタジーである。」ゲスト:野田努(remix編集長、音楽批評家))
- 第3章 二〇〇四年一二月講義「即興」(即興(1)時間を超えること、時間と共にあること—『即興』という巨大な概念を巡る音楽的試論;即興(2)即興演奏を巡る質疑応答—「ベイリーの場合は再生器械が変わってもやっぱり同じ演奏だって認識できるから、この違いは大きいかもしれない。」ゲスト:大友良英(ミュージシャン))
- 第4章 二〇〇五年一月講義「カウンター/ポスト・バークリー」(カウンター/ポスト・バークリー(1)理論の確立と、それに対するカウンター&ポスト・ムーヴメントについて—バークリー・メソッド、LCC、ラング・メソッド;カウンター/ポスト・バークリー(2)ラング・メソッドについて—「濱瀬元彦氏による講義」ゲスト:濱瀬元彦((株)ラング代表、ミュージシャン、作曲家))
「BOOKデータベース」 より