書誌事項

市場取引とソフトロー

神田秀樹編

(ソフトロー研究叢書 / 中山信弘編集代表, 第2巻)

有斐閣, 2009.3

タイトル別名

Soft law and commerce

市場取引とソフトロー

タイトル読み

シジョウ トリヒキ ト ソフトロー

大学図書館所蔵 件 / 123

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p109

内容説明・目次

内容説明

我々が規範として従っているのは、国の法律に典型的に見られるような、最終的に裁判所でその履行が担保されるようなものに限られない。そのような、法律ではないが事実上規範として働く法、それがソフトローである。ソフトローは、ビジネスの世界をはじめあらゆる世界に広く見られる現象で、これらを抜きにして法律だけを見ていても、現実の社会は見えてこない。本シリーズは、ソフトローの姿を明らかにし、体系化をはかることを目指す。第2巻では、金融・証券市場、商取引および企業ガバナンスの分野におけるソフトローについて検討を加える。

目次

  • 第1部 金融・証券市場とルール(国際金融分野におけるルール策定—バーゼル2を素材として;証券市場におけるソフトロー—市場における自己株式取得を例として;証券会社をめぐるソフトロー—自主規制ルールを中心に;「制定法に基づかない企業買収規制」とその“変容”—EU企業買収指令の国内法化と英国テイクオーバー・パネル;金融機関における外部委託業務を巡るソフトローの動き—内部監査(システム監査)における監査基準の視点から)
  • 第2部 商取引とルール(商人間取引の特色と解釈;海上保険に関するソフトローとハードローの展開;フランチャイズ業界と倫理綱領)
  • 第3部 企業ガバナンスとルール(コーポレート・ガバナンスにおける法と社会規範についての一考察;ソフトローの「企業の社会的責任(CSR)」論への拡張?;証券取引所によるコーポレート・ガバナンス関与の今日的意義—公開会社における議決権コントロールの柔軟化)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ