こんな医療でいいですか? : ドイツから日本へ--30年ぶりの復帰からみえてきた日本の医療とは

書誌事項

こんな医療でいいですか? : ドイツから日本へ--30年ぶりの復帰からみえてきた日本の医療とは

南和友 [著]

はる書房, 2009.3

増補新装版

タイトル読み

コンナ イリョウ デ イイ デスカ : ドイツ カラ ニホン エ 30ネンブリ ノ フッキ カラ ミエテ キタ ニホン ノ イリョウ トワ

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注記

参考書籍・文献: p280-283

内容説明・目次

内容説明

ドイツで驚異的な数の心臓手術、心臓移植を手がけてきた外科医が、30年ぶりに日本へ戻った。そこで、目撃した日本の医療の姿は…『重症!』。「医療崩壊」あるいは「医療破壊」とまで言われている、『重症!』な日本の医療への処方箋はあるのか—。なぜ、救急患者は病院をたらい回しにされるのか!なぜ、問題のある医者が生まれるのか。更新されない医師免許の問題とは?なぜ、日本の医者は学会活動にばかり忙しいのか!なぜ、患者は専門医や病院のランキングに左右されるのか!…本書では、多くの「なぜ」という疑問を投げかけ、噴出する日本の医療の問題点と、その解決策を探る。

目次

  • 1部 ドイツから日本へ—30年ぶりの復帰からみえてきた日本の医療とは(母国への思い、そして変わらぬ日本の医療;井の中の蛙…めぐりあったドイツの医療とは;良い病院を作れば患者は集まる—世界最大規模の心臓病センターの誕生;日本に医療にもグローバルスタンダードを!)
  • 2部 日本の医療なぜ?(自分の病気について聞けない患者;病院で診てもらうのは一日がかり、なぜ;学会参加は世界一、でも日本の医療は?;医者になるための資格;医療は医師だけで行うものではない;疲れきった医師たち;医療過誤があとを絶たない理由;健康保険制度の改革はなぜ必要か;なぜ日本製の人口心臓は世界で通用しないのか;なぜ日本には臓器移植が定着しないのか)
  • 3部 ドイツに学ぶ医療改革(日本が手本とした医療制度;良い医者、良い病院が生き残る制度;困難な時代を生きる医師たち;徹底した専門教育を患者中心の医療;安心・安全な医療の提供;ドイツ医療改革の重要な点l先進的な予防医学への取り組み)
  • 4部 変わる?日本の医療 対談篇(医師に望むこと、患者に望むこと(対談者・百々秀心氏);患者に選ばれる病院である、ということ(対談者・ジョン・C・ウォーカー氏);心臓移植を通してみた二つの医療(対談者・江田博子氏))

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89675940
  • ISBN
    • 9784899840992
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    291p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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