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中世芸能の形成過程

植木行宣著

(芸能文化史論集 / 植木行宣著, 1)

岩田書院, 2009.3

タイトル読み

チュウセイ ゲイノウ ノ ケイセイ カテイ

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内容説明・目次

内容説明

田楽・猿楽・延年の成立と展開と、平家物語・楽書などの検討を通じて、中世芸能の形成過程を明らかにする。付論として、中世後期の京都周辺の芸能文化を俯瞰する論考を収録。

目次

  • 第1章 田楽—その成立と展開(田遊びと田楽;田楽とその展開;田楽三態再説)
  • 第2章 猿楽—その成立と展開(「能」形成前の猿楽—古猿楽能の再検討;猿楽能の形成—翁猿楽の発展;「能」形成期の芸能市場—神事猿楽をめぐって;猿楽能の形成と展開;南山城の神事能)
  • 第3章 延年—先行芸能の継承と創造(延年風流とその形成;延年芸能の展開;芸能史における絵画資料—重文「絹本著色舞楽図」をめぐって)
  • 第4章 『平家物語』の芸能的環境(当道座の形成と平曲;勧進平家考;『平家物語』の芸能史的研究方法)
  • 第5章 芸論の芽生え(楽書の盛行と芸論;『教訓抄』)
  • 付 京都近郊村落にみる中世後期の生活と芸能文化

「BOOKデータベース」 より

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